価値のある大きな一歩!!大麻草を原料にした医薬品 国内での使用解禁へ !!
- 2021.05.21
- CBD関連

このコロナ禍、本当に混沌としたニュースばかりで精神的に参ってきてしまいそうになっている中、久しぶりに良いニュースが舞い込んできました!!
大麻草を原料にした医薬品 国内での使用解禁へ!!
今回は、このニュースが一体どうゆう事なのかというのをご説明していければと思います!
価値のある大きな一歩!!大麻草を原料にした医薬品 国内での使用解禁へ !!
大麻草を原料にした医薬品 国内での使用解禁とは?
法律で規制されている大麻草を原料にした医薬品について、厚生労働省が国内での使用を解禁する方針を固めたことが分かりました。
厚生労働省によりますと、大麻草を原料にした医薬品は、アメリカなど海外の複数の国で承認され、難治性のてんかんの治療やがんの痛みを抑える目的などで使用されています。
一方、国内では大麻取締法の規制の対象となるため、使用や海外からの持ち込みが原則、禁止されていて、てんかんの患者の治療をしている医師などから解禁を求める声が出ていました。
このため厚生労働省は、ことし1月に有識者会議を立ち上げて法律の見直しを視野に検討を進めてきましたが、国内での使用などを認める方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
海外からの輸入に加え、国の承認を得れば医薬品メーカーによる製造・販売も認めるということで、厚生労働省は14日に開かれる有識者会議で方針を示すことにしています。
このほか、若者を中心に大麻の乱用が相次いでいることを受け、すでに禁止されている所持や栽培などに加え、使用そのものを禁止する、いわゆる「使用罪」を創設して罰則を設けることも検討しています。
これに対し、有識者会議の一部の委員は「厳罰化は必ずしも乱用の防止につながらない」などと慎重な姿勢を示していて、改めて議論が行われる見通しです。
まず、今回のニュースで大きなポイントとなるのは、
”法律で規制されている大麻草を原料にした医薬品について、厚生労働省が国内での使用を解禁する”
という所。
つまり、簡単に言うと日本の大麻取締法によって規制されていた部位、麻の葉や花の部分を原料とした医薬品の使用を解禁しますよ、という事。
では、実際にこの見直しによってどのような変化があるのでしょうか。
より質の高いものを必要とする人に届けられる
今までは、大麻取締法により麻の成熟した茎及び麻の種子のみの医薬品しか使用ができなかったので、海外で主に麻の葉や花の部分を原料とした多発性硬化症の治療薬として有益とされているGWファーマシューティカルズ社のサティベックスやてんかんの治療薬エピディオレックスは使用ができずにいました。
しかし、麻の使用が部位、由来に囚われないとなると、このサティベックスやエピディオレックスの使用が可能になり、日本の多発性硬化症、てんかんの方達にこれらの医薬品が届けられる事になります。
日本のCBD業界への影響
現在、日本のCBD製品は大麻取締法により麻の成熟した茎及び麻の種子から作られたもののみとなっているため、海外で販売されている多くのCBD製品は日本で輸入、販売する事はできません。
しかし、この案が進み、まずは医薬品として必要とされる多くの方達に届き、救える命を救う事ができれば、より質の高いCBD製品の輸入、そして原料からなる国内生産といった形もそう遠くない話ではないかもしれません。
THCに関してはより厳罰化へ
世界中で規制が緩和されていく流れとは逆行して、THCに関しては使用そのものを禁止する、いわゆる「使用罪」というものが案としてこちらも固められた模様です。今後どういった事になるのか、こちらに関しては詳しい内容が公表されていない状態です。
まとめ
今回、まずこの案が進められる事により、多くの方々が今まで使用が出来なかった麻の葉や花の部分を原料とした有益な医薬品が使用ができるようになった事は大きな一歩となった事として間違いありません!
しかし、これは世界的な流れと比較するとやっと一歩進んだ程度。今後また動向があり次第、またこちらでお伝えできればと思います。
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